いい子?

先日、配られた保育園からの おたよりから 一部抜粋です。

小学校1,2年生の先生達からの報告です。

さまざまな実践記録には、一番になれなかったり、100点を採らないと たちどころにパニックになり、自分の殻に閉じこもるか、さもなければ 見境なく他者にあたる子供たちが、多数報告されている。

勉強熱心で友達思い、なんでもテキパキと行って、いわゆる『良い子』。5問の漢字テストでたったひとつ間違っただけで、『こんなの家にもって帰れない!』と、悔し涙を流し、ビリビリ破いてゴミ箱へ捨ててしまう。

Y君は、屈託のない笑顔の持ち主。ところが、2番目に指名された。友達に注意された。課題が出来ない。ただそれだけでパニック状態になる。そして、『バカヤロー』、『人殺し!』、『いじめるな!』ありとあらゆる言葉を発して、机を倒し、プリントをビリビリ破いたり、パっと廊下に逃げて、2階の窓に立って、『死んでやる!』と、教師を呼ぶのです。

『もうぼくなんか 死んじゃったっていいんだ。ぼくなんか 生きていたって仕方がないんだ』と、たった8歳の子が言うんです。・・・

これを読んでいると、子供たちは、できる、できない ということにこだわりすぎている印象を受けます。

できる、できないは、もちろん大事なことだけれど、それよりもっと大事なことは、友達との人間関係や、がんばる過程であって、結果がすべてではないと思います。

以前から、このブログでは書いているのだけれど、出来るから偉い。 出来ないから駄目。

親の言うことを聞くから、いい子。 わがままを言うから 悪い子。 ではないと思っています。

親は子供を評価する必要は無いと思うんですね。

親は、子供のサポートをする役目。

過剰に褒めすぎたり、期待しすぎたり、気分で怒ったりすると、子供が必要以上に 親の顔色をうかがって 行動するようになってしまいます。

ありのままの子供たちを、そのまま受け止めてあげてください。

今の小学校の現状が、切なくて・・・

思わず紹介してしまいました。

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