お誕生日が楽しみな理由はこれ

お正月に、誕生日を迎えたゆうた。

前日、「今日、ねんねしてから、起きたら誕生日よ。」と

言っていたら、

朝、起きた瞬間に

「うーた、たんたんたんじょうび!」と大はりきりで居間へ行き、

「たんたんたんじょうびのケーキは?」

「うーた、ケーキ食べたいなあ。」

目的は、ケーキだった。

普段、洋菓子をあまり食べないので お誕生日は、大好きなケーキを食べられることを 覚えていた。

「ケーキは、まだ買ってないから、後で買いに行こうね。」

「ケーキ買いに行くもん。」

「行こう。」

まだ、朝の7時すぎである。どこも、開いていない。

「まだ、ケーキ屋さんが、開いていないから後でね。」

「今から行くもん。」

「まだ、ケーキ屋さんねんねしてるから、後で買いに行こう。」

と、言い聞かせ、やっと納得して朝ごはんを食べた。

その後、ケーキを買いに行き、ダンナの実家で

みんなで 「はっぴますでー(ハッピーバースディ)」を歌って 念願のケーキを食べた。

夜、「今日、楽しかったねー。」とゆうたに聞くと

「うーたと、おとーさんと、おかーさんと、じーちゃんと、ばーちゃんと、たんたんたんじょうびケーキたべたねー。」

食いしん坊ゆうたのお誕生日でした。

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