昨日の夜のこと、ゆうたは絵本を持ってやってきて、
「えほんよんでー。これよんでから、はみがきするけん。」
と、自ら宣言をして、絵本を読んでもらっていました。
ところが・・・
絵本を読んでいる途中で、目に付いたストローを持って、笛を作ると言ってはさみを探し始めます。
そして、約束の歯磨きとは全然違う、ストローの笛作りへと移っていきました。
特に、夜眠くなってくると好奇心は持続できずに集中力が持ちません。ききわけがなくなります。
眠くなってきたんだなあと、歯を磨いてお布団で絵本を読もうと提案しました。
無視!
完全に無視です!無視してストローを切っています。
もう9時を過ぎています。
「ゆうたー、歯磨きして、絵本読もうよ。早くしないと絵本を読む時間がなくなるよー。」
またもや無視!
「じゃあ、お母さんは、もうお布団に行っとくから、自分で歯磨きしておいでね。」
完全に無視!
それならと、ゆうたを一人居間に置いて、寝室へ行きました。 すると、
「うぇーん、いーやーだー。」と泣きながら追いかけて来るゆうた。
「おかーさん、おこったら、うーたかなしいもん。」
「おかーさん、おふとんいかんでよー。」 と、泣きながら猛抗議です。
私の方針ですが、泣いて訴えることには、なるべく応じない。
なので、「泣き止んでからお話しようか?」
母 「おかあさんは、怒ってないよ。」
ゆ 「おかーさん、おこったもん。」
母 「何で、怒られたと思ったと?」
ゆ 「お布団に、行ったやん。うーた、ちょきちょきしよったのに、おかーさん向こう行ったやん。」
母 「お母さんは、歯磨きしようって言いよったのに、ゆうたが無視するけんやろう?何で無視すると?」
ゆ 「だって笛つくりたかったもん」
母 「でも、もう寝る時間やろう? いーぱい寝て、大きくなって、ゆうたは、何をするんやったっけ?」
ゆ 「おとーさんと、おかーさんと、てりぴーと、テニスすると。」
母 「だったら、いーぱい寝て大きくならないかんやろう?」
ゆ ・・・コクリ
母 「寝る前は何をせないかんね?」
ゆ 「はみがき・・・ はみがきしたら、えほんよんでもいい?」
母 「いいよ。じゃあ、もう泣き止んではみがきしよっか。」
ゆ 「うーた、もう泣きやんだけん、はみがきする。」
そこからは、いつものゆうたでした。
本当は、10分以上2人で話していました。
なぜ、早く寝なければいけないのか?
なぜ、歯磨きをしなければいけないのか?
なぜ、お約束を守らなければいけないのか?
ゆうたは、半泣きで質問してきます。
何度も何度も、同じことを聞いてきます。
その質問に、何度も何度も同じことを答えてあげます。
繰り返し、聞くことで、自分を納得させているようでした。
納得できてしまえば、自然としなければいけないことは見えてきます。
歯を磨いて、絵本を読んで、寝る。
今日の絵本は、2冊だけ。
いつもより、時間が遅いですから仕方ありません。
コレに関してもゆうたは納得できました。
「うーたがえーんえーんって泣いたけん、えほん2個だけやんねー。」
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