昨日の夕飯は、久しぶりに外食をしました。
居酒屋さんだったので、「ビール飲むぞー」 と、車を置いて出かけます。
ゆうたは、まだ電車に乗ったことがありません。
踏み切りで見る電車、絵本に登場する電車。 ちょっと憧れでした。
その居酒屋さんは、そんなに遠い訳ではないのですが、ゆうたの、初電車も楽しいかも ということで一駅だけ電車に乗ってお出かけです。
「ゆうた、今日は電車に乗ってご飯食べに行こうか。」
「やったー、でんしゃ、のるー。」 とその場ぴょんぴょんジャンプをして、張り切って出かけました。
駅について時刻表を見ると、まだ発車まで15分ほど時間があります。
電車はもう来ているので、座って待っていようかと、電車に乗り込みました。
するとゆうたは、
「ちゅーないでして。」
???
「ちゅーないでして!」 と、手を出します。
あー手をつなぐのね、とゆうたの顔をみると、緊張で顔が固まっております。
母 「どうした?」
ゆ 「でんしゃ、こわい。」
母 「何が怖いと?」
ゆ 「びゅん、びゆんて、はやいもん。」
父 「大丈夫、この電車はゆっくり行くから怖くないよ。怖かったら、発車するまで外で待っていようか?」
ゆ 「うん、おそとにいく。」
と、電車を降りてホームを少し歩いて待つことに・・・。
発車の時刻も近づいてきたので、再び電車に乗って出発です。
「ちゅーないでして!」
両手をつないで、緊張の表情で外を見たり、車内を見たり、一駅だったのであっという間に到着です。
電車を降りてしまえばこっちのもん、とばかりに、階段を駆け上ったり、電車のポスターに駆け寄ったり
「うーた、でんしゃにのったもーん。」
おいおい、さっきの緊張はどこへやら。
帰りの電車は、もう「ちゅーないで」はしなくても大丈夫でした。
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