子どもの味覚は親が作っている

さて、食育に関連して「味覚」なのですが

母親が妊娠中に食べたものの味が、羊水を通じて胎児に伝わる。

栄養バランスが良く、添加物が少ないと、羊水は透き通っていて甘く、

逆だと、濁っていて、苦いと聞いたことがあります。

授乳中は、母親が食べたものの味が、母乳を通じて幼児に伝わる。

そうやって、子供の味覚の基本(味の好み)が出来てくるわけです。

そして、歯も生え、大人と同じように食べ物を食べるようになってくると、色々と好き嫌いが出てきます。

人間の舌には、味覚を感じ取るセンサーが付いているのですが、

子供の舌は大人の約3倍のセンサーが付いていて、大人よりも敏感に味を感じ取っているんですね。

だから、苦いもの、辛いものが特に苦手で、大人になるにつれて、そのセンサーがだんだん減っていき

苦いもの、辛いものを食べられるようになっていきます。

日本食は、世界でも類を見ないほどのすばらしい料理です。

栄養バランスが良く、ヘルシーで、飽きのこない・・・。

ただ、少し手間がかかる。

でも、「三つ子の魂百まで」ではないですが、若い頃は油っこいものを多少食べても、歳を取るにつれて

また、日本食へと戻っていくものだそうです。

アメリカ人はこの、子供の頃の故郷の味覚が、そもそも欧米型なので、

歳を取ってもヘルシーにはなっていかないそうです。

例えば、○ドナルドは、子供達に向けて、ハッピーセットなるものを展開しています。

ハンバーガーとポテトとジュース、それにおもちゃ。

(食品添加物等の危惧はあえて言いませんが)

子供のときに食べたハンバーガーは、おいしくて、おもちゃも付いてきて、楽しくて・・・。 ハッピー!

これが、子供にはすり込まれます。

おもちゃで子供を寄せておいて、小さいときからココの味を覚えさせる。

そうすれば、大人になっても懐かしくてつい食べたくなる。

そこが、狙いなんです。

企業の、子供に対するおまけ攻撃にはうんざりです。

(タダより高いものは無い?)

健康で、健全な子供に育って欲しい我が家は、○ドナルドには、1度も行った事がありません。

ハンバーガーは、ゆうたは生まれてから3回ほど食べたことがあるくらいで、○ドナルドではありません。

一部の企業を批判するつもりはありませんが、冷凍食品、レトルトパウチ等のものも食べません。

おやつは、もっぱら焼き芋、みかん、ばなな、りんご等の野菜や果物が中心で、

甘いものは、時々無添加の黒棒 とか、和菓子全般ですね。

子供の味覚は、親が作っているんです。

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