夢中になれる?

世の中、お盆休みに突入していますね。

我が家は、お盆休みは基本的にありません。

来年は、夏休みが取れるように、がんばっていきましょう。

さて、先日、ゆうたを保育園にお迎えに行ったときのこと、

少し遅くなったので、残っている子供たちは、先生に絵本を読んでもらっていました。

夕方の帰る時間帯になると、子供たちは、自分で帰る準備をしてお迎えを待ちます。

準備とは、今日の汚れた服や、タオルなどを、自分のカバンに入れることです。

帰る準備ができたら、先生が絵本や、紙芝居を読んでくれます。

小さな絵本に釘付けの子供たち、

先生の前に、正座して、一生懸命聞いています。

その数、十数名。

絵本の途中で、しゃべったり、うろうろしたりすると、子供同士で注意が入ります。

「静かにして~。」 「うろうろする人は向こうへ行って下さ~い。」

そのほほえましい光景を、しばらく眺めていました。

ゆうたも、真剣そのもので、お母さんがお迎えに来たことすら、気づいていません。

すると、お母さん気づいちゃいました。

絵本に釘付けになっていない子供が、数人で園庭で遊んでいます。

ゆうたと同じクラスの男の子3人です。

おっかけっこというか、ふざけあっているというか、何かじゃれあって遊んでいます。

その3人の特徴はというと・・・

テレビを自宅でよく見ている子供たちなんです。

コチラの保育園からは、「テレビは子供に見せないで下さい。」とはっきり言われています。

我が家にはテレビはありません。

同じクラスの子供のご自宅にも、テレビのない家庭や、子供がいるときはテレビをつけない家庭、

たくさんあります。

でも、その中で、テレビを見せている家庭もあって、子供を見ればすぐに分かります。

先日も、子供劇場の集会で、

「人形劇なんかも、テレビの影響で、子供たちが15分しか集中力が持たなくて

 劇の構成が15分おきに、何か派手なシーンがないと あきるらしいんです。」と

劇団の人が言っていたと聞きました。

そうなんです。

テレビをよく見ている子供は、刺激が少ないと、つまらないんです。

音や光の刺激が子供たちをとりこにします。

大人もそうなのですが、家に帰るとまず、テレビをつけていませんか?

音が聞こえないと、不安になったりしませんか?

親と一緒に見るから、お話を理解しているようだから、一緒に踊ったり歌ったり出来るから、

理由はいろいろあるでしょうが、

事実、コチラの保育園では 落ち着きが無く、少々暴れん坊の気がある子供に、

テレビを見ている家庭が多いのは、本当です。

ゆうたは、週に1~2時間程度、ばあちゃん家で、DVDを見ています。

それだけです。

テレビを切る時間を増やして、子供と絵本を読んで見ませんか?

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