回りくどい人っていますよね。
結局、何が言いたいんだろう?ってよく分からない人・・・
それから、自分の感情をストレートに表現できない人・・・
先日、友人であり仕事仲間でもあるTさんのことで、ダンナと話をしていました。
彼は、何でも器用にこなすし、人当たりもいいし、行動派だし、私達夫婦がリスペクト(尊敬)している1人です。
でも、一旦自分の感情表現となると、回りくどく、なかなか表現できませんでした。
何でかなあ?
ダンナが、疑問に感じていたので一緒に考えてみました。
彼は、私と似ている所があるから、なんとなく分かるんだけど、私は、母親がすごく気分やさんだったんです。
だから、私は子供ながらにも地雷を踏まないように、そーっとしゃべる癖がついていたんです。
その日の気分によって、怒られる場所が違うし、怒るパワーも違う。
自分の気持ちを話しても、分かってもらえないし、分かろうともしてくれなかった。
意見が違えば、頭から否定される。
だから、相手と違う意見や感情は、イコール否定される。という方式が 私の中には出来上がっていたように思います。
親に反感を買わないように・・・親の意見も尊重しながら・・・親の様子を伺いながら・・・
そうやって、親子の会話は成り立っていたのです。
私は、結婚してから初めて、そうでない人と出会いました。
違う意見があっても、それは否定されない。
自分は、なぜそう思うのかを説明してくれる人でした。
ダンナは、私の気持ちを聞いてくれる人でした。
それまでは、自分の気持ちを正直に言えませんでした。
親にも、友達にも、彼氏にも・・・。
感情を正直に、ストレートに話すことは心の否定につながります。
嫌われたくないという恐怖です。
だけど、「オレはこう思うけど、○○はどう?」と必ず聞いてくれます。
その意見を聞いたうえで、じゃあこうしようか? と考えてくれました。
意見がぶつかっても、嫌われたりしないことが体感できました。
意見は違っていいんだ。感じ方だって人それぞれ違っていいんだ。 と分かった初めての経験でした。
人と意見は違っても、自分を否定されることは無いんです。
感じたままにしゃべっても大丈夫なんですね。
人によって、トラウマは色々あります。
だから、一概には言えませんが、Tさんも両親なんかの人間関係で、ストレートに言えない癖がついたんじゃないかなあ?
そんな話をしていました。
その後、Tさんにそのことを話してみたんです。
彼は、心当たりがあると言っていました。
理由が分かってしまえば、あとはその癖を気にかけて治していくだけです。
自分の気持ちをうまく表現できるようになると、気持ちが楽になりますよ。
あなたには、心当たりありませんか?
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