心配性もここまでくるとただの毒です

ダンナのお母さん(ばあちゃん)は、とっても心配性です。

オマケに、妄想癖もあって、ひとつ気になりだすと、妄想がどんどん膨らんで、現実と化し、あらぬことで、心配される羽目になります。

その上、人の話を全然聞かないので、何を言っても効き目がありません。(暴走癖もあります。)

先日も、ダンナはそんな災難にあいました。

妄想で心配したばあちゃんに、ダンナが色々と言われたらしいのですが、なんせ、妄想なので全然事実とは違います。

ダンナは、事実を説明します。

でもばあちゃんは、相変わらず聞く耳をもちませんので、「そう言うけど・・・」 と受け入れようとは、しなかったようです。

終いには、「親が心配して何が悪い!!」 と開き直ったようで、ダンナは、けんかにまではなりませんでしたが、悲しくなって帰ってきました。

この癖は、ダンナが幼少の頃から、変わっていない様で、これで、かなり家族が振り回されたらしいです。

そもそもの始まりが、本人の妄想なのでたちが悪いのですが「母ちゃんは、言わな気がすまんけん。」と言われてしまいます。

まったく、勝手な人なのですが・・・

たまたま、その日は、ダンナの体調もいまいちだったので、いつもなら、軽く受け流せたことが、重く心にのしかかってきたようでした。

本当に心配しているのか・・・?

だって、本当に心配なんだったら、事実を聞けば誤解が解けて楽になるはずです。

でも、その話は聞く耳を持ちません。

ということは、自分が考えた妄想で本人が盛り上がって、相手に話したいだけ。

そういうこと。

それから、数日はちょっと怒って連絡を取りませんでしたが、数日後に行ったら、けろっと何事も無かったようにしてました。

なんだかなあ・・・

でも、ダンナのトラウマが、ここにありました。

「親が心配して何が悪い」

子供の頃から、母親の妄想で縛られて、親の心配が絶対善で、それには逆らえなかったそうです。

なので、いまだに「心配される」行為が苦手です。

勝手に妄想して、勝手に心配して、勝手に行動して・・・

そんな母親に育てられたダンナは、心配という名のパワーコントロール下に置かれていました。

なので、いまだに、パワーコントロールされることに非常に敏感です。

心配していれば、何を言っても何をしてもいいのではありません。

子供だって、小さいながらも感情だってあるし、悲しかったり、悔しかったりするんです。

特に、記憶が乏しい幼い頃は、感情の記憶が特に残る気がします。

「心配される イコール 理不尽な思い」 は、つらいですね。

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