先日、話しかけてきた お友達のお母さんの続きです。
「ダンナが最近、出張で久しぶりに家に帰ってきたら・・・何かに怒って
『もう、今日はゆるさん!』 と怒る怒る・・・窓が開けっ放しだったから、近所の人に聞かれるし・・・」
当事者のK太郎は、ゆうたと同じクラスの子で、生まれ月も近く、気が合うようで仲良しです。
ゆうたは、乱暴モノのグループは苦手なようで、おっとりとした子供たちと 仲良しです。
私から見て、K太郎は、よく気のきく優しい子なのですが、まあ、家と保育園とでは違いますからねえ。
そこで、気になった言葉 『もう、今日はゆるさん!』
何をそんなに、子供に対して我慢しているのでしょうか?
我慢するから、たまりに溜まった感情が、一気に噴出してしまうのでしょう。
ムッとした感情が出たとき、「我慢、我慢」 と押さえ込んでしまうと、いつか爆発します。
それは、子供にとっては ちょっとしたいたずらのときかも 知れません。
そのときに、「もう 我慢 ならん!!」 と怒っても、
子供にとって見れば、なぜ そんなに怒られるのか、訳が分かりません。
だって今まで、怒られなかったのに・・・
出張から帰ってきたお父さんに、うれしくて まとわりつきたかったのかも知れません。
仕事で疲れたときに、お父さんからすれば、「カチン」とくるようなことがあったのかも知れません。
状況は、分からないのですが
でも、爆発するのだったら、始めから貯めないこと。これがコツなんです。
決していつもいつも、怒ればいいということではなくて、
怒りたくなる行為があったときに、一呼吸して、気持ちを落ち着かせて
その気持ちを子供に伝えるんです。
「お父さんは、嫌な気持ちがした。」と
我が家では、小さいときから ゆうたにこんな言い方をしています。
「お父さんは、家族みんなで楽しく暮らしたいから、みんなで協力していこう。ゆうたも手伝ってくれるかなあ。」
「そんなことしたら、お父さん悲しいよ、もうして欲しくないなあ。」 などなど・・・
こんなことすると、こんなこと言うと、相手はどんな気持ちになるのか、子供に知って欲しいんです。
そのうちに、子ども自身が経験する「嫌な気持ち」「悲しい気持ち」と、合致すれば、
親が、どういう気持ちだったのかを体験することとなります。
すると、自然と伝わるようになっていきます。
日ごろの小さな 「イラッ」は、溜め込まずに、その場で解決できるようになっていきたいですね。
私も心がけていることのひとつです。
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