理不尽な災難が降りかかったときどうするか

2歳

朝、保育園でマッサージをしていると 友達のR君がたたいてきた。

何の前触れもなくである。

「やめてー」

バシッ

「やーめーてー」

バシッ

とうとう、ゆうたは泣いてしまった。

先生にしかられて R君は向こうの柱の影へ、行ってしまう。

「ゆうた、たたき返さんね。」

と、先生に言われるも ゆうたは、仕返しに行かずグスグスしている。

すると、R君は近くにいたE君に何やら言うと 今度はE君がゆうたをたたきに来たのである。

2歳児のクラスでも、もう小さな社会ができ始めている。

大人になったら、もっと理不尽な災難は降りかかってくる。

親が近くにいるからなのか、分からないが 基本的には、たたき返そうとしない。

やられたら、やりかえす精神は薄いようである。

2歳児クラスなので、トラブルはしょっちゅうだが、大抵ゆうたは、傍観者でいることが多いようだ。

以前、知り合いが自分の子供(男の子)に パンチとキックの練習をさせていた。

話を聞くと、子供同士がけんかして 謝りに来られるくらいなら 謝りに行くほうがいいと、強くあってほしいと言う。

教育方針は、家庭でそれぞれあるものだ。

でも、どうして、二者択一なのだろう?

その他にも、けんかをしない方法はとれないのだろうか。

災難が降りかかれば、払わなければならないが なるべく、災難が降りかからない方法を 自分で考えることのできる、そんな子供に育って欲しいな。

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