毎月届く絵本を楽しみにしているゆうた。
今月は 「いしゃがよい」
山で迷子になっていたパンダを エンさんが育てることになるのだが、体が弱いパンダを、自転車に乗せて「医者通い」するのである。
雨の日も、雪の日も・・・。
元気に大きくなったパンダは 今度は、おじいちゃんになったえんさんを 自転車に乗せて「医者通い」。
２人で仲良く暮らしたお話である。
お腹が痛いと泣いているところで
「何でおなかがいたいと？おかしいっぱいたべたけん？」
雨の中自転車に乗っているところで
「雨がふりよるけん、早く車にのらな、ぬれるやん・・・。」
「ん？このひと車のらんと？」
「えんさんは、自転車に乗ってるね。」
「何で車、持ってないと？」
田舎暮らしの我が家は、一家に一台、多いところは一人一台の車保有率で、保育園の送り迎えも、ほとんどの人が車。
そんな中、えんさんが車に乗っていないことは 疑問である。
ましてや雨が降っている。
車に乗らないと濡れてしまう。
「何で車、持ってないと？」
「車を買ってないとよ。」
「何で車買ってないと？」
「何でかなあ？」
「何で？」
「お母さんにも分からん。」
またしても、難解な質問にお手上げです。
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