子どもは残酷に虫を殺したりしませんでした

昨日の夜、季節はずれのてんとう虫が我が家へまい込んできた。

「ゆうたー、てんとう虫がおるよ。」

「わー、かわいい。うーた、てんとうむし好き。」

と、しばらく見入っていましたが、おもむろにてんとう虫をつかむと床へ・・・。

てんとう虫は逃げようと必死です。

写真を撮ろうとカメラを持ってきたので、ゆうたも撮りたいとカメラを奪われてしまいました。

その、カメラマンの腕は・・・。

はてさて、てんとう虫のその後は、と言いますと・・・。

一度、虫かごに入れて様子を見ていたゆうた。

白菜をちぎって「ご飯」をあげて見たのですが、一向に食べる様子はありません。(あたりまえじゃ!)

すると、じーっと見ていて言いました。

「てんとう虫、お家に帰るって。」

「おうちに、おとーさんと、おかーさんがまっとるけん、おみやげにはっぱ(白菜)もってかえるって。」

天使かしら?と思わんばかりの発言

「そーね、お家に帰してあげようか?」

と、玄関を開け、お外にてんとう虫と白菜を置いてあげました。

「てんとう虫、はっぱ持ってお家に帰るもんねー。」

「お家で、おとうさんとおかあさんに、おみやげあげるもんねー。」

と、自分の提案に非常に満足げに話していました。

しばらくして、 「てんとう虫、もうお家帰ったかなあ?」 と玄関を開けて外をみると

てんとう虫の姿は無く、白菜だけそのままに・・・。

「てんとう虫、はっぱ忘れていっとるー。」

「何で?」

「うーん、はっぱが重かったけん、持っていけんかったんやろうね。」

「ふーん、てんとう虫、お家帰ったね。よかったね。」

昨日の、ほのぼのしたひとコマでした。

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