先日、保育園のカレンダー学習会に参加してきました。
仕事の都合が合わなくて、途中からの参加でした。
今回の学習会は、
先日、UPしていた、保育カレンダーの学習会で、
内容は、子供たちの絵を見ながら、子供の成長や絵の説明をしていくものです。
途中からだったので、4歳児の絵から聞きました。
友達と遊んでいる絵や、クワガタ取りに行っている絵、楽しかったことを絵にしていました。
年長さんになってくると、描写も細かくなり、しっかりとした絵になってきます。
挿絵しかない本を読んで、イメージで絵を描いたりすることも出来るようになって来るようです。
ただ、お話を聞いてイメージするのですが、体験がないと、イメージしにくい。
例えば、お話の中で、『溝を飛び越えた』 とあっても、溝を飛び越えたことがなければ、
広い溝を飛び越えるときの、気持ちや飛び越えた後の、気持ちなんかが体感的には分からないので、
たくさんの、経験をしていくことが大事だと言われました。
ただし、たくさんのことを経験させたいと言うことで、今週は『遊園地』、来週は『動物園』、
その次は『テーマパーク』といった、人工的な遊びの中では、
子供と親の共有できる発見や気づきがあまりないので、
自然の中での遊びが一番良いと言われていました。
テーマパークで遊んでも、子供に話を聞くと、「楽しかった。」とは言うものの、
何がどう楽しかったのか、説明が出来ない。
でも、公園などの自然の中で遊んだ場合、自らの発見や気づきがあるので、
何がどう面白いのか、説明が出来るそうなんです。
それから、ステレオタイプと言われる、子供の絵が出てきました。
女の子の絵なのですが、可愛いお人形の絵でした。
髪の毛を2つに結んであって、髪飾りをつけていて、スカートをはいて、ハイヒールも履いていました。
男の子は、新幹線の絵を描いています。
3歳から4歳にかけてこういう絵を描く子どもは、ステレオタイプと言われ、
そういうことに執着心が強く、自分の心を描けていないのだそうです。
これは、ゆうたが、今年の6月ごろ描いた絵です。
まだ、手が出てきていませんよね。
手を描けるようになるのは、お手伝いや、奉仕的な気持ちの現われだそうです。
そういえば、ゆうたは、まだまだ、進んでお手伝いできません(;^_^A
でも、今年の夏、プールに飛び込んだり潜ったりが上手に出来るようになって、
自信が出たのか、8月以降の絵には、大胆さや、自信の表れが絵に出てくるようになったそうです。
ある、4歳になる女の子の絵には、口が描かれていないものがありました。
これは、『言いたいことを我慢している』 傾向があるそうです。
このように、コチラの園では、子ども達の絵を内面的な方向から見て、
その子どもに対しての対処の方法を考えてくれます。
もちろん、家庭での関わり方も色々とアドバイスしていただけます。
でも、絵って大人も子どもも、楽しい気持ちや描きたいことがないと、そんなに描けるものでもなく、
いつもいつも、いい絵が出来るわけではないので、
叱ったり、嫌な顔をしたりはしないですよ。(笑) と先生達は言っていました。
子どもの絵の分析って、奥が深くて面白そう^^
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