ごめんなさいが口癖のあなたへ

操縦法というと、誤解があるかなあ?

私は、結婚してしばらくしてから、ダンナのある口癖に気がつきました。

「ごめん」

すぐに謝るのです。

それは、いいことではないの?とお思いでしょうが私には違いました。

例えば、脱ぎっぱなしの靴下を見つけた私は、洗濯機へ持って行きます。

それをダンナが気づいて、「ごめん」といいます。

この、「ゴメンナサイ」は、その片付けなかった自分に対しての戒めや、

相手に対して悪かったというお詫びの気持ちが含まれています。

私は、そこにあった靴下を片付けたかったので持って行っただけで、片付けるのが好きな私にとっては

何の苦痛もありませんでした。

でも、「ごめん」と謝られると、相手が私に対して何か悪いことをしたような錯覚に陥るんです。

そうすると、善と悪みたいな対比になってしまうので、何でもないことが、

ダンナが悪いことをしたような気分になって・・・

ただ靴下をほおっておいただけなのに、全然気のつかない悪い人のような印象に自らを貶めているようでした。

気がつかない人・・・この事実は否めませんが、イコール悪い人ではないんですね。

だから、お願いしました。

「ごめん」ではなくて、「ありがとう」って言って欲しいな。

靴下を片付けたとき、「ごめん」って言うと、言った人も下を向くけど言われた人も何だか気分は良くない。

でも「ありがとう」って言った人も上を向けるし、言われた人も気分イイなあ。

それからは、癖を直す努力でした。

数年掛かりましたが、癖はすっかり治りました。

「ごめん・・・・・ありがとうだね。」

「ごめん」・・・・「あっ又言った、ありがとう」

我が家は例えば、コップの水をこぼしました。慌てて誰かが拭いてくれます。

この時も、「ごめん」ではなくて「ありがとう」です。

自分の非を戒めるのではなくて、拭いてくれた誰かに、まずは感謝です。

その後、「今度からは、気をつけるね」

これは、3歳になるゆうたに対しても同じこと。

わざとこぼしたわけではないので、気をつければいいだけのことです。

奥様への感謝の言葉

「いつも、ありがとう」と、「いつも、ごめんな」・・・同じ意味合いなのですが、どちらが気分イイですか?

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