ボクのアイスクリームをあげた理由とは

2歳

キリンとアイスクリーム の絵本を読んでいた。

ゆうたの好きな絵本のひとつ。

『ぼくが公園でアイスクリームを食べていると、

きりんがやってきてアイスクリームをじっと見つめる。

ぼくは、アイスクリームが欲しいのかたずねるが、

きりんは何も言わずに、ただよだれを流している。

ぼくは、ブランコをこいだり、すべりだいに乗ったり

ジャングルジムにのぼったりしたけど、

きりんの口まで届かない。

公園を出て橋へ行くと、きりんは土手を降りて行き

やっときりんにアイスクリームをあげることができたのだが

きりんは、お礼も言わずに帰っていく』   のである。

そこで、ゆうたの疑問

「このひと、何でアイスクリームあげたと?」

難解な質問だ。

ちょうだいとも言われていないし・・・・

「何でかなー」とごまかすと

「何で?」

「ゆうたは何でだと思う?」と、聞き返すも

「おかーさん、何で?」と、オウム返し。

その場は何とかごまかして、翌日へ突入。

その日の晩も、 「絵本読んでー、きりんさん」

また同じ場面で

「このひと、何でアイスクリームあげたと?」  

「何でかなー」

「何で?」 「何で?」 今日は引き下がらないゆうた。

「じゃあ、ゆうたはきりんさんがゆうたのアイスクリームを じーと見てたらどうする?」 と聞くと

元気よく 「あげるー」

「ねー、だから、この人もあげたとよ。分かった?」

「へー、分かった。」 と納得してもらえました。

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