先日、久しぶりにゆうたをこんこんと、お説教しました。
何が原因かって言うと・・・
その日は、保育園のお迎えがいつもより、ちょっと遅かったのです。
お迎えが遅い上に、夕飯のお買い物もまだだったので、お迎えに行ってからスーパーへ寄って、自宅に帰ってから、お風呂を入れ始め、溜まったので、お父さんと先にお風呂に入ってもらおうと思いました。
ゆうたとお父さんが、先にお風呂に入ってくれれば、その間に夕食の準備をして、お風呂から上がってくれば、すぐに夕食を食べて、歯を磨いて寝る準備をすれば、何とか早く寝かしつけることができるという、お母さんの計算でした。
ところが・・・
お父さんと一緒にお風呂に入ってもらうはずのゆうたが、
「おかーさんと一緒にお風呂に入る!!」
といい始めました。
時間が遅かったのもあって、 「そんなわがまま言わないで、お父さんと一緒に入ってよ。」 とお願いしましたが、言うことを聞いてくれません。
いつものように 「どうして、お父さんと入りたくないのか?」 理由を聞くと・・・
「だって、おかーさんと入りたいもん!!」
でも、お母さんは夕食の準備をしなければいけないこと、もう時間が遅いことを伝えると・・・
「だって、面倒くさいもん!!おふろに入るの嫌だもん!!」
と、言い始めました。
お母さんは、夕食の準備を止めて、
「面倒くさかったら、しなくてもいいのか?嫌なことから逃げてもいいのか?」ということを、ゆうたに話すこととなりましたが・・・
ゆうたに、お話をしながら、最近自分が、面倒くさいことをやりたくなくて、嫌なことは後回しにしている自分に、何だか気づかされることになりました。
結局今、お父さんと一緒にお風呂に入らないと、寝る前の絵本は1冊も読めないことを伝えて、後でお母さんと一緒にお風呂に入ることとなったのですが・・・
数日経ってから・・・
お母さんの気持ちが落ち着いてから、その時の会話を思い出しました。
(その当時、体のテンションも落ちていて、何だか自分の気持ちに余裕が持てないでいたんです)
そういえば、あの時、お父さんとお風呂に入って欲しいと、ゆうたに言ったら、ゆうたは
「夕ご飯のお手伝いを、ゆうたもしたい!!」 と言っていました。
最近、上手に包丁を使えるようになったゆうたは、大根をいちょう切りできるようになって、味噌汁の具を切ってくれるようになっていました。
でも、面倒くさかった私は、急いでいるからお母さんの言うことを聞いて欲しい、私の計算どおりに動いてくれないゆうたを、面倒な存在と位置づけて、思い通りに動いて欲しかったのでした。
ゆうたは、ただそのお手伝いをしたくて、後からお風呂に入りたいと、最初に私に訴えたのにも関わらず、私は気がつけなかったのです。
ただ、ぐずっているゆうたとしか、認識ができないでいました。
できるようになったことを、お母さんに見て欲しかったし、お手伝いしたかった・・・
そんなゆうたのことを、見てあげることができなかったのです。
子供を叱るって、残酷なほど自分を映し出します。
ちゃんとお片づけしようねって子供に伝えたかったら、親がお片づけできないと言えません。
面倒なことでも、しなければいけないことはがんばろうねって言いたかったら、自分ががんばっていないと心が痛いです。
その上、子供の話を聞いてあげれる心の余裕がないと、子供が本心を訴えても、耳では聞こえても何だか聞こえてないんです。
ハイハイっておざなりにしてしまって、何で私の言うことを聞いてくれないんだって思っちゃうんですね。
ちょっと反省しながらも、いつものように接すると、普段のゆうたと何ら変わらない様子を見て、子供は変わっていないんだ、調子が悪かったのは私自身かもって思って、ほっと一安心のお母さんでした。
子育てって親も本当に成長できるような気がします。
大人だって、調子が悪いときはこんな感じなので、子供だって時にはあると思います。
そんな時は、自分の調子が悪いのか、子供の調子が悪いのか?
なんて視線で見てみるのもいいかもです。
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