子育てって誰のため?

先日書いた 「子供にはどんな言葉使い?」

コメントに、

これ、本当に難しいです。
主人がまさに『子供が親に歯向かうんじゃない!』という考えで、言うことを聞かない時は痛い思いをさせてでもわからせないといけない(危ないこと等は特に)と思っているんです。

主人のお母さん(今、同居しています)も、相当厳しかったらしいです。
私は何とか言って聞かせたいのですが、息子が3歳に近づくにつれ我が儘や癇癪が酷くなってきて、最近は私もつい手をあげてしまったりも・・・。

毎日これで良いのかと葛藤しています。
ゆうたくんは、以前からそんなに聞き分けが良いのでしょうか?
お母さんの努力の賜物ですよね、やはり・°・(ノД`)・°・

って頂きました。

まさに、たくさんのお母さんが抱えている問題なんです。

子育てってどうしていいのか分からない。本当にこのままでいいのか不安に思う。

毎日これで良いのかと葛藤しているということは、ご自分の中で、「これではいけないのかも知れない」 という思いがあるからなんですね。

子育ての方法って、マニュアル的なものは存在していません。

だって、育てるお母さんも、育ってきた環境や仕事の有無、地域性など、人それぞれ・・・。

子供だって性格や、家庭環境 (実家での同居なのか、兄弟、両親がいるかシングルなのか)・・・。

それに、その時の状況も色々と違います。

子供がぐずる。

これ一つをとってみても、自分のわがままを通したいぐずりなのか、体調が優れないのか、お母さんに甘えたいだけなのか・・・。

その場にいる人にしかわからないこと。

だから、こうなったらこうしなさい、なんて一概には言えないと思うんです。

でも、ひとつだけ言えることがあって、子供も3歳なら、親も3年目。

子供も成長途中なら、お母さんだって今、親になるために成長している真っ最中。

こんな子供に育って欲しいなあって、親なら誰でも思うと思いますが、親だってそう。

こんな親になりたいなあって、目指していくものであって、いきなり完璧で 誰からも認めてもらえる親なんて存在しません。 (まあ、誰かに認めてもらうためにするものでもないですけど・・・)

途中で軌道修正したって問題ないし、それがいつだって大丈夫。

ただ、私が心がけていることとしては、

最初から完璧は目指さないで、少しずつこつこつとやっていくことです。

後は、お母さんの気持ちを子供には押し付けないこと。

だって、私が言っていることは、本当に正しいかどうかなんて、誰にも分からないから、「お母さんはこう思う。」と伝えたうえで、ゆうたはどう思うのか?どうしたいのか?聞いてみる。

それから、お母さんの気持ちを子供には、すぐに伝える。

叩かれれば 「痛かった」 「嫌な気持ちがした」 嬉しいことがあれば 「嬉しかった」 「幸せな気分になった」

それの繰り返しでした。

しゃべれるようになる前からやっているので、周りから見ると 話も出来ない子供に話しかけている変な母親でしたけど・・・。

そうしたら、4歳になったゆうたは、自分の気持ちを人に伝えられるようになってきました。

まだまだ、言葉足らずで、意味不明なことも多いですが、友達にも少しずつ 「嫌だ!」 っていえるようにもなってきました。

決してはじめから聞き分けのいい子供だったわけではないんですね。

それに、今だっておなかが空いていたり、眠かったりすると、言いたい放題、ぐずぐずになることもしょっちゅうですが、 「おなかが空いているんだ」 ってだけなので、空腹を満たせば元通り。

それから、お姑さんやご主人と、子育ての考え方が違うと お悩みのお母さんも多いようですが。

それにしたって、一番子供と接するのはお母さん。

だから、お母さんが一番やりやすい方法で、子育てするのがいいと思います。

少しずつ周りの人に理解してもらったり、協力してもらったり。

ムリに周りと合わせなくてもいいんじゃないかと思います。

例えば、本を紹介して読んでもらうとか・・・。 ブログを読んでもらうとか・・・

今、かなり心理学的な方法での子育て論やなんかが出ているので、それもいいかと・・・。

私のオススメはコチラの本ですが。

最後に、子育てって誰の為のものなのか? 考えたことありますか。

誰でもない、自分のためなんです。

子供と一緒に成長できる自分のため。

こうでもない、ああでもない、どうしたらいいんだろう?

悩んで、考えて、人って成長していきませんか?

今、まさに子供と一緒に成長途中の 全てのお母さんの為なんだと思います。

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