資本主義社会の手口には乗りません

昨日も、色々なブログを読みながら思ったことなんですけど・・・。

今の世の中、競争社会である。と

その社会の中で、勝っていくためには・・・。

などというフレーズが飛び込んでまいりました。

世の中で言う、「勝ち組」「負け組み」それは、自分より何が勝っているの?

それとも、一般的にこれだけの収入があれば、勝っているの?

収入が多いから、結婚しているから、就職できているから、いろんなことで人は人に優越をつけます。

いくつも店舗を経営していました。

羽振りもよく、外車に乗り、家を建て、結婚をして、子供が生まれ・・・。  これって世に言う「勝ち組」ですよね。

その後、経営に失敗し、車を売り、家を失い、離婚して・・・。こうなると、「負け組み」ですか?

人生の中で、うまくいくとき、うまくいかないときがあるだけで、勝ち負けではないと思うのです。

勝ち負けにしてしまうと、勝ったときは「優越感」、負けたときは「挫折感」を味わうことになります。

それに、人に勝つためには負ける人を作らなければいけなくなります。

 ※注意・・スポーツとかに関しては別ですよ、走った結果で勝ち負けが決まるのは優越ではなく、走った結果であって、競争社会の話とは全然別物。

自分という支点が、比べる相手によって上下する、ここには心の安定は無いんです。

あの人と比べると、自分は上だから、安心。でも、あの人と比べると自分は下だから、不安。

今は、いいけどいつ、負け組みになるかもしれない、不安。

不安を煽れば、人はがんばります。そうなりたくありませんからね。

一種のパワーコントロールですね。

ここがポイント。

経営学の鉄則なんです。

不安を煽ると手っ取り早く物が売れるんです。

あとは、日本だったら、「みんなが持っています、みんなそう思っています。」ですかねえ。

市場資本主義の手口ですね。

マスコミが煽って物が売れる→物が売れると企業が儲かる→企業が儲かるとマスコミに広告費が落ちる

こんな構造なんですね。


子供の頃から、競争社会に浸かって、優越感や挫折感を植え付け、挫折感を味わいたくないので 人を蹴落としてでも、上を目指し、勝ち負け根性で人生を生きていくのって、疲れてかわいそうです。

それに、今の世の中が競争社会であるかどうかなんて、本当にそうですか?

競争社会であるといえば、そうだろうし、そんなこと無いといえばそうだろうし。

要は、考え方なんですよ。

自分はどこに居るのか、どこに居たいのか。

私の周りは間違いなく競争社会ではありません、そんな場所に居たくありませんね。

自分の心地よい場所で、過ごしていたいですね。

子育ても、もっとおおらかにゆっくりやっていきませんか?

子供の将来を考えて、子供の未来を案じて、子供の先々を心配して・・・。いろんな言い方がありますが 言葉のチョイス次第で、ポジティブなイメージにも、ネガティブなイメージにも聞こえます。

でも、根底が不安から来るものであれば、言葉じりは違っても、同じこと。

もっと、今を楽しみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました