今日も朝から、福岡地方は雨、どしゃぶりです。
早く梅雨が明けないかなあ・・・
今日は、前から気になっていた「魔の2歳児」について考えてみようかなあと思いまして。
そもそも、この年齢は自分の意思が出てくる頃ですね。
親の指示とは違う、自分の意思がはっきりしてきて、
それを表現できるようになってきます。
その表現方法が 「イヤ!」
ある人に言わせれば、なんでもかんでも「イヤ!」って言われるところから
「魔の2歳児」らしいのですが・・・
ゆうたは、はっきり言ってありませんでした。
「イヤ!」で困ったり、「イヤ、イヤ」言うことはあまりなかったと記憶しています。
では、何故?このような違いが出てくるのか?
声かけの違いだと思うんですよ。
では、どんな風にゆうたに接してきたのか?
指示をしないことなんです。
「早く着替えて!」 「ご飯食べて!」 「こぼさないで!」 「それ、触らないで!」 などなど、
子供と一緒に生活すれば、こういう言葉はつい言ってしまします。
我が家はほとんど言いませんでした。
でも、ほったらかしているわけではありません。
して欲しいことがあって、子供が「イヤだ」と言ったら、「じゃあ、どうしたいの?」と質問します。
すると、「だって〇〇したい」とか、「〇〇したくない」とかの、本人の気持ちが出てきます。
そうしたら、なぜ、そうして欲しいのか理由を説明した後に、妥協案を提示するんです。
「じゃあ、こうしようか?」2人の妥協点を見つけてあげて、お互いがここだったらいいという落ち着き場所を
提供してあげるのです。
例えば、公園で遊んでいて帰ろうと言うと 「イヤだ」 と子供が言います。
親は、「何で帰りたくないの?」 と子供に質問します。
すると子供は 「だってまだ遊びたいもん。」
そのときに、「お母さんは、お家に帰って夕食を作らなければいけないから、もうお家に帰りたいんだけど、
まだ、遊びたいのだったら、あと1回遊んでから、帰ろうか?」
我が家の場合は、そこからゆうたとの交渉が始まります。
ゆ 「あと、3回!」
母 「あと、1回!」
ゆ 「あと、3回!」
母 「じゃあ、あと2回は?」
ゆ 「うん、いいよ!」
それで、本人が納得すれば2回だけすべりだいをすべってから、帰ることになります。
この交渉に時間を取られるので、「帰ろうか?」の言葉は、少し早めに言うことになりますが・・・
言葉がまだ、未熟な年齢のときは、気持ちを察してあげてこちらから言ってあげると、
「ウン」 とか 「イヤ」 とか、首を縦に振ったり横に振ったりで、意思確認してきました。
これを、繰りかえしていくと、子供のほうから自分の気持ちを、
先に言うようになるので、「じゃあ、どうしたらいいと思う?」 と聞いてみます。
すると、子供が自分で考えて、「こうしようか?」と妥協案を考えてくれるようになりますよ。
子供だって、一人の人間として成長していくんです。
相手に指示ばかりされて、自分の気持ちを汲み取ってくれないと、
反発心は起こってきます。
それが、何でもかんでも 「イヤ!」っていうことにつながるんじゃないのかなあ?
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