先日、保育園の担任から、夜電話がありました。
なんでも、その日のおやつの時間になっても、ゆうたを含め数人が、
遊びに夢中になって、おやつに参加せず、ず~っと砂遊びをやっていて、
何度か声をかけたのだけど、上がってこないので、その日は、おやつを食べていないのだとか。
その内容は、どうにかしてください。ということではなく、スミマセンでした・・・。というものでした。
以前から、ゆうたは、何度かこういうことがありました。
私は、遊びに夢中になっているのは、ゆうた本人だと思っていましたし、
自主性ということを重んじたいという、保育園の方針に、意義はありません。
何度か声をかけてもらって、自分から食事をしなくちゃって思って、遊びを切り上げて、食事をする。
そのうちに、しなければいけないことは、自分から気がついてやれるようになっていく。
人に言われなくても、自分から気づいて出来るようになって欲しいと思っています。
でも、何度も続くようだと、ちょっと問題なので、ゆうたに聞いてみました。
「ゆうたは、今日おやつを食べれんかったと?」
「うん。」
「おやつを食べんで、何しよったと?」
「H君と、砂遊び。」
「そっか。でも、みんなは、おやつ食べよったんじゃないと?」
「うん。」
「先生から、『おやつよ~』って呼ばれたやろう?」
「うん。」
「ゆうたは、おやつを食べたいんじゃないと?」
「うん。でもH君が行かんでって。ゆうたと一緒に遊びたいって言うもん。」
なるほど~H君は、おやつや給食に遅れてくる中に、いつも入っている子でした。
「ゆうたは、おやつを食べたいのだったら、H君を置いて、食べに行ったらいいやん。」
「でも、H君1人になったら寂しいやん。」
「そうか~、1人で寂しいとか。」
「どうしたら、いいと思う?」
「・・・分からん。」
「じゃあ、ゆうたがH君に 『おやつ食べてから遊ぼう』 って一緒に連れて行ったら?」
「だって、行かんって言うもん。」
「う~ん、そしたら・・・ゆうたは、おやつを食べたいんやろう?だったら、言っても来ないときは、
H君を置いて行かんね。人に気を使わんで、おやつを食べていいよ。そしたら、H君も寂しくなって来るよ。」
「・・・いいと?」
「いいよ!」
そんな話をしてその日は寝ました。
翌日、保育園から帰って来て、今日はどうだったか聞いてみました。
「おやつ、ちゃんと食べれたばい!」
「そんで、先生が(おやつの時間に)、『H君と、ゆうたと、D君と、K君はまだ遊んでいるけど、誰か呼んできてくれる?』 って言って、子供たちが 『ゆうたは、おるばい!』 って言って、『あっ間違った。』って言って、面白かった~。」
コメント