先日、歯科に行っての待ち時間のこと、そこにあった、無料冊子を読んでいました。
それは、ある、出版社が書いていた、「絵本」についての書でした。
いろいろな絵本の紹介といくつかのコラムがありました。
その中の1つのコラムには、1日数時間でも数十分でもいいので、TVを消して子供と一緒に遊びませんか?
というものでした。
でも、母親からの投稿によると、
「絵本を読んでも、すぐに飽きて間が持ちません。」
「すぐに、TVをつけたがります。」
「何をしていいのか、分かりません。」
などなど TVを消したはいいけど、どうしたらいいのか分からないという親の意見が書かれていました。
その意見に対しての返事は、今回書かれていなかったのですが・・・
何度も書いてきたのですが、我が家にはTVがありません。
おもちゃも、たくさんあるわけでもありません。
でも、保育園から帰ってきたり、日曜日などのお休みでもゆうたは、飽きることなく遊んでいます。
親のほうから、何をどうしたらいいのか分からないほど、間が持たないこともありません。
じゃあ、何をしているのかといえば・・・
基本形は、ブロックで遊んでいます。
作っては壊し、また作る。
それに飽きたら、折り紙や、お絵かき、工作など等、一度一緒にやってみれば、あとはどんどん遊びます。
切ったり、貼ったり、ごっこ遊びをしたり・・・いつも何かで遊んでいます。
TVを消すという行為が、いつもと違うことなんだったら、今まで通りに行かないのは当たり前!
だって、今までとは違うことにチャレンジしているのですから。
だから、発想を切り替えてみるんです。
今までと同じように考えてみても浮かびませんよ。
いつもと、趣向を変えてみて、パソコンで検索してみるもよし、本屋さんで探すもよし、なにか、きっかけを作ってみることだと思うんです。
折り紙・切り紙・ペットボトルでつくれる遊び・牛乳パックでできる遊び・・・
いろいろと、出てくるでしょう?
その導入部分をやってあげると、子供はどんどんクリエイティブ(創造性)豊かに遊び始めます。
親の想像が付かないような遊び方さえ、始めてしまいます。
子供が遊べないのではなくて、大人が遊び方を知らないのですね。
特に今の世代の親達は、TV、ゲーム、携帯電話、又は受験勉強の世代ですか?
与えられたものでしか遊べなくなってきています。
自分の身近なものを、工夫して、楽しむ。
こういうことが苦手な人が多いようです。
私は、子供には将来クリエイティブな感性を持って欲しいと考えています。
創造性豊かで、発想力のある、柔軟な考え方・・・
まずは、親がキッカケを作ってあげてください。
全ては、普段からの積み重ね。
コメント